クレジットカードの裏面のサインは必要なのか
クレジットカードを契約すると、しばらくしたら自宅にクレジットカード自体が送られてきます。
通常台紙に貼り付けてあり、カードを剥がすと必ず目に付くように裏面の署名欄にサインをしてください、と書いてあります。
カードを剥がしたその場でサインを書くのが通常でしょうが、このサインは必要なのでしょうか。
答えは、このサインは絶対に必要なものです。
サインによって本人かどうか確認をし、第三者による不正使用を防ぐためのものなのです。
その上、万が一第三者によって不正使用された場合に、カード裏面に本人のサインが無ければ紛失・盗難保障が適用されないことがあるのです。
例えば、ある店舗でスキミングされカード情報を盗まれた後、その情報を元に不正使用された場合でも、カード裏面のサインがなければ保障されず、不正使用分を自分で支払わなければならないのです。
これらの事を避けるためにも、必ずサインは必要なのです。
もし裏面のサインをしていないクレジットカードを紛失して、署名欄に別人の名前をサインされたらどうなるのでしょうか。
その場合には、サインした名前の別人がそのクレジットカードを自由につかうことができるようになるのです。
そして支払は契約者が行います。
つまり勝手に使われた上、保障もされずに、支払義務だけ負うのです。
是非気をつけてください。
なお、署名欄のサインですが、どのように書いてもかまいません。
アルファベットでも漢字でもどちらでもかまわないのです。
もちろん漢字で書いても、海外で使うことが可能です。
ただし、いつもどおりに書くことが大切です。
トラブルの際には署名の筆跡鑑定を行うことがあるからです。
そしてなるべくならフルネームで書いたほうがよいでしょう。
また、書き直しをしたカードに関しては、使用することができなくなります。
書き直しができないのことだけ注意して、落ち着いてサインしてください。
サインにはこれだけ重要な意味があります。
必ず覚えておいてください。